文庫屋「大関」の田中です♪

木曽の「職人さんが」と繰り返しながら
ちらっとお見せしておりました、この木枠・・・

20170217_113904

実は、こんな風にしあがりました!

インテリアプレート

P3138139

いかがでしょう

P3138182

どうでしょう

P3138168

とっても、ステキにしあがりました
ステキなあまり、ネット担当の風さんは大関師匠のお宅で、和室や中庭をバックに撮影会

「飾れるようなものはないですか?」そんなお客様からのご要望を、何年も聞きながら噛みしめていた悔しさ。
やっと・・・ お手元にお届けできます

文庫革の色々な絵柄が楽しめるように2サイズでご用意いたしました

P3158273

●小(外寸125×145mm,文庫革部分80×100mm)

B44100_1

●大(外寸135×170mm,文庫革部分90×120mm)

B45212_1

立てかけても良し・・・

P3249004

棒が1本付属します。

P3249032

壁に飾っても良し・・・
P3138203

一般的なプッシュピンに直接かけられるサイズの、三角金具がついています。

P3249006

ポイントは、このぷっくりとふくらみを持たせた仕上がり感。

P3249011

そして、材質の「杉」の木目を最大限生かせるように、塗装ではなく、ワックスで仕上げました。
経年的に劣化した塗装が、ポロポロと剥がれてしまうような心配もありません。

20170320_135800

サラッと木のやさしい肌触りと、文庫革の凹凸
ふっくらした感じを手で触ったり・・・ 眺めたり

玄関や、カウンター上など、気軽にお家のどこかにちょこんと置いて楽しんで頂ける仕上がりにしました

P3138149

この杉板がどこから来たのかのお話をいたしますと・・・。

江戸時代の五街道のひとつ、中山道・・・別名「木曽路」などとも呼んだ、あの長野の「木曽」からやってきました。

街道沿いには、宿場町が必要なわけですが、今でも木曽には当時のそのものが丸ごと保存されています。これが、奈良井宿です。

▼奈良井宿
http://www.naraijuku.com/narai/

02

今の感覚だと新幹線のとおり、東海道が京都への近道ですが・・・
中山道は東京⇒埼玉⇒群馬⇒長野⇒岐阜⇒滋賀⇒京都 と、過酷すぎる道のりです

この奈良井宿からほど近い、木祖村の木工職人
上村誉典(かみむらたかのり)さん
にご協力いただき、一枚板の杉を使ったインテリア文庫革を作ることができました。

453b021a16b9d4ec4550ed7429bee021

ご縁あって上村さんと出会え、忙しい合間をぬってこの90周年に間に合うように板を仕上げて頂きました。

P2215685

一枚板に、糸鋸で四角をくり抜き、ポコッと落とす。
この仕事をしてくださる木工所を探すのに、何年もかかってしまっていました。

この出会い・・・
話すと長~くなるのですが、そもそもは木曽で明治45年に創業した由緒ある漆器屋さん
山加荻村漆器店さんにご相談したところから始まります。

日本代表レベルの名誉あるお仕事を請負うことのある、すばらしい漆器店さんです。


▼山加荻村漆器店さん
http://www.yamaka-japan.com/p/main.html

テーブルコーディネートなども提案しながら、漆器を現代の生活で楽しむことを伝えて下さる、稀有な会社です。

まずは、荻村さんから、大関春子の描く『飾る文庫革』の額装でお世話になった、マルオカ工業さんをご紹介頂き、このたび文庫革を額にいれるアドバイスから額作りまでご協力いただきました。

▼マルオカ工業株式会社さん

http://www.maruoka-shop.jp/

B46500_1

マルオカさんは、日本一の油絵キャンバスシェアを誇る会社で、
「日本中の美大生がお世話になっている

「知らない人はいない・・・」 と、2つの美大を卒業したwebデザイン担当のT先輩は語ります。

その、マルオカ工業の湯川社長のご協力で
木工職人、糸鋸名人である、上村たかのりさんをご紹介頂きました。

「マルオカ キャンバス」の画像検索結果

ご縁のご縁の先にあったご縁。

このインテリアプレートは、第一線で活躍する、たくさんの職人さん・仕事人の皆様のご協力と、こだわりがあって、作れた賜物なのです

▼木祖村の木の匠
http://www.kinotakumi.net/members/members.html

職人の「良い物を仕上げる思い」が詰まった、インテリアプレートを、手にとって、見て、触ってお楽しみください

そして、もう1ポイント

この文庫屋「大関」に勤め、半世紀以上ものあいだ、製作現場を支えてきて下さった型押し職人の矢澤師匠

20160823_100547
矢澤師匠の手により、この木枠に文庫革の装着が行われます。

(あ・・・ そういえば、矢澤師匠も長野の伊那出身でした!)

こちらは、天溝がま口の装着の様子…

一つ一つの木枠に対して、矢澤師匠が絵のいい所を型押し。
台紙を用意して、絵柄の見えかたが、ジャストな位置にくるように、文庫革を装着いたしました。

実は、このインテリアプレートは
矢澤師匠が、毎年、毎年・・・干支の柄で作っては、みんなの働く傍らにちょこんっとおいて行って下さっていたもの。

P3249016

ただ、その木枠を作るために、糸鋸を使いこなしてくださる木工所は、もう東京では見つからなくなってしまい、諦めかけていた企画でした。

コチラは、毎年矢澤師匠が柄を入れ変えて、大切に使っている古い木枠。
  ↓

P3249019

まさに、木曽の木工職人さんと
墨田区の文庫革職人のコラボ商品です

皆さまのお家でも
このインテリアプレートで「ほっこり」な瞬間がふえれば と思っています

B45750_1

9年、10年ぶりくらいに、こちらのブーケの柄も、このインテリアプレートをきっかけに復活いたします ずーっと枯れない花束です。

無垢の杉にワックス仕上げですので、多少の筋、色むら、こすれ感などございます。
この点は、天然素材・手作りと言うことで、愛嬌と思っていただき、何卒ご理解の程宜しくお願い致します。

いよいよ、90周年まであと4日です!
あと、もう1回ブログで珍しい商品をご紹介いたします

創業90周年記念イベントについてのブログはこちらから

https://www.bunkoya.com/blog/90/index.html

これまでご紹介してきた、90周年関連のブログがまとめてご覧いただけます♪

………………………………………………………………………………………………………….
Photo  Tax_free_tate

電話注文はこちら ⇒ 03-6802-8380
FAX注文はこちら ⇒ 03-6369-4063

●営業時間  10:00~18:00
●定休日    毎週水曜
●E-mail : 
shop-asakusa@bunkoya.com
………………………………………………………………………………………