
皆さまこんにちは♪
ネットスタッフのUでございます。
5月も後半に入り、夏日近い気温の日も増えてまいりました。
工房の外壁の植物も、日差しをたっぷり浴びて元気にぐんぐん成長中です😌🌿

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夏が近づくと、暑さからか爽やかな色味の文庫革に目が行きがち…。
工房の錆入れ部屋を覗いてみると、ちょうど爽やかなブルーが涼しげな
ダリア<コバルトブルー>の文庫革を製作中でした!😆
▼彩色を施した革に漆を薄く引いて…

▼余分な漆を拭き取った後には、真菰の粉をのせます。

▼真菰の茶色が加わることで、ぐっと絵柄が浮き上がります✨

▼錆入れの前と後では、結構違いが出ますよね🔍👀

世の中には「文庫革」と名の付く商品が数多くありますが、
漆と真菰を使用した、『錆入れ』(さびいれ)という伝統技法で製作しているのは、
現在では、日本でこの技法を用いているのは文庫屋「大関」だけとなっております。
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大関の文庫革づくりの要となる錆入れ。
ブログタイトルにもある真菰(マコモ)はその重要な工程に必要不可欠な材料なのです。
そもそも真菰ってなあに…?という方もいらっしゃるかもしれませんね。
真菰はイネ科の植物で、アジア圏を中心に古くから食料や工芸の材料として活用されてきました。

真菰が成長する過程で、黒穂菌この膨らんだ部分が工芸の材料や食品として使われているのです。
食品としては主に中華料理や和食料理で秋の食材として出回ることが多く、
シャキシャキとしていて、たけのこやヤングコーンに似た味とも言われています🤤

工芸ではこの真菰の中で黒穂菌
次第に黒い色素が増して全体が枯れ錆びたような色合いになり、
それを乾燥させると粉状になった黒穂菌の胞子を採取することができます🤗
この粉が工芸で使われる〖マコモ墨〗と呼ばれるものなのです✨
▼こちらは工房に置いてあった真菰です😆

真菰についてのご説明は、こちらのページでもより詳しくご紹介中…。
よろしければ併せてご覧くださいね♡
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少し前のことにはなりますが…、
1月某日には、真菰を育ててくれている農家さんのもとへ収穫のお手伝いのために訪問しました。
その時の様子もちょっぴりご紹介🎶
▼収穫タイミングの真菰畑は一面の茶色です~🍂

▼こちらの写真は、実際に弊社の彩色職人N氏が真菰を刈り取る様子。
こんな感じに畑の中でしゃがみながら、真菰のさやを探し当てます😆

▼ 採れました~!!
この手に持っているものが真菰のさやです。

▼たくさん収穫できました~!🤩
表面の皮をむくと、中はまだグリーンです。

お昼休憩には、真菰を使ったお料理もご用意いただきました🤤
▼下ごしらえ中、輪切りになった真菰。
このまま食してみたスタッフ曰く、甘くないココアパウダーのような質感だったとのことです!

▼出来上がった真菰料理はこちら…!😋
ごちそうさまでした!

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真菰の収穫を通して、改めて自然の恵みとものづくりの繋がりを感じる時間となりました。
収穫の様子、少しでもお楽しみいただけていましたら幸いです!🥰
自然の中で育まれた真菰と、職人の手仕事で仕上げられていく文庫革。
その魅力をさらに限定商品で楽しんでいただける予約会を、今月も開催中です🎶
5月の予約会アイテムは【 ひとえパスカードホルダー / ぷちっと小銭入れ / 箱まちミニ札入れ 】
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この機会にぜひご検討くださいませ🌈
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