文庫屋「大関」櫻井です
この度も、4周年告知ブログのつづきです

今年の4周年企画と同時リリースのびっくりニュースは、
もう2ネタございます

チラリッ
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までの、ご紹介でしたアレ
アレじゃないの?と、お察しの方も・・・いらっしゃるかと思います

残す2ネタのうちの1つを本日はご紹介いたします

2015年には琳派の400周年で、京都をはじめ色々な場所で「琳派」を耳や目にする機会がありましたね。
美術館に赴かれた方も多いのではないでしょうか・・・。

有名な風神雷神屏風は、もともと俵屋宗達が描いた絵画で
時を経て、後世の美術師たちにより模写され、今でも馴染み深いデザインとして目にする機会も多く
日本人だけでなく世界中から愛されるモチーフになりました。

    

尾形光琳・酒井抱一・鈴木其一なども描いたことで知られています・・・
みなさんのお好きな風神雷神は、誰の作品ですか???

文庫屋「大関」でも、浅草店4周年にちなみ!!
この度 風神雷神の製作に挑戦 しました

ちなみに下の写真は試作品段階のときの、錆入れだけの革や、下絵、彩色サンプルです

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下絵 ⇒ 製版 ⇒ 錆び入れ ⇒ 色をどう塗るのか・・・?
という作業を、試行錯誤

「元のデザインが、そもそも完成された美しいものだから」
と、出来上がった題材と思っていましたが・・・

風神雷神って、金箔が背景であることが前提だったということの条件の違いに恐れおののき。
そもそも、あんなにミドリ色の風神さまが財布にいたら・・・怖くない など。
大関春子師匠にお願いする前に、企画倒れを想像したのですが。

さすが・・・

大関春子師匠のセンス×技術  
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大胆な図案の中に
繊細で見事な彩色が施されました・・・
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驚いたのは、コチラの、歯や、眼に金彩で彩色が施されていることが、
とても華やかで美しいこと

(人間の描写には、金の白目、金歯って、ありえないですよね)
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型押しで再現できるか不安だった、細い髪の毛1本1本にも、
きちんと漆が留まって、真菰の粉で線が表現されました。

想像すると怖いお話
溝の茶色は、彩色あとに錆入れをしてはじめて現れるので、彩色をしているときは、凸凹だけで、腰周りの布やリボンの違いがどうやって見分けが付くのかと・・・

骨が折れる仕事です
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型押し職人から、文庫革に仕立てるうえでの、下絵の線の引き方の不都合や理想を聞き、描きなおし
太い線・細い線の錆び入れも、見事に職人達が仕上げてくれました

日々、浅草寺さんのお膝元で仕事をさせていただいているわたくしたち。

そもそも。。。
浅草の雷門て  正式名称 ”風雷神門” と言うのです
(ちょうちんがしまわれてる写真でスミマセン

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雷門の正式名は、意外とご存知でない方も多いようです (私もここに勤めて初めて知りました)

右に風神様、左に雷神様 おりますので
カミナリモン、カミナリモンと呼んでいますが、風神様もちゃんといます!
お二人のお宅が門になっていると言っても過言ではないのです

コチラの、風神雷神につきましても
2016年3月下旬を目標に!

4周年限定の” 7色の金唐トランプ ”と共に発売の予定です

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4周年限定の商品、および びっくりニュース
詳しくは、追ってブログにてご紹介してまいります

残す、あともう1ネタ・・・
コチラは準備に少々手間取っております

引き続き、ブログでご紹介いたしますので、お楽しみにお待ちください~

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