【告知】2017年の新柄発売 [vol.3.gif”>
文庫屋「大関」の松井です。
11月になりましたね。今年もカウントダウンが始まりました
お待たせしました!
新柄いちごと矢鱈縞の全貌をお見せしちゃいます。
まずはいちご!
大人でもかわいく持てるいちご柄。
甘酸っぱく色鮮やかで、みずみずしい、いちご。
彩色の机の上も、いちごがいっぱい!
いちご畑のよう。とっても可愛いです。
彩色の机の上も、いちごがいっぱい!
いちご畑のよう。とっても可愛いです。
いちごの立体感を出すために、いちごの実を全部塗らないというところがポイント!
上の方は赤色をぼかすことで、プリッと感が出てきます。
型押しした、真っ白な革にいちごの赤を塗ると…、
いちごが浮かびあがってきますよね。
やっぱりいちごは、赤!
赤は赤でも、2つの赤を使っています!
赤く色づいた鮮やかな赤と、完熟の深紅の赤。
赤く色づいた鮮やかな赤と、完熟の深紅の赤。
赤い実に目がいきがちですが、若い緑のいちごもいるんですよ。
そして、小さな可愛いお花も。お花の中心が、黄色に塗られています。
よく見ると、けっこうたくさんお花が散りばめられていて可愛い。
今日お客様から
「お花がたくさんあって可愛いわね」
とお電話をいただきました。とても共感
この花が、柄全体の可愛さを倍増させているポイントです!
「お花がたくさんあって可愛いわね」
とお電話をいただきました。とても共感
この花が、柄全体の可愛さを倍増させているポイントです!
そして、こちらが、矢鱈縞
シンプルでかっこいい縞模様。
シンプルでかっこいい縞模様。
矢鱈に縞がある矢鱈縞。
真っ白な革にたくさんの線があるので、
いったい、どの線を塗っていいのか、わからないですよね。
なので、職人さんは、見本を見ながらあらかじめ印をつけておくらしいです
見えますか?印。
左の端っこに、ちょんちょんと印をつけていきます。
そして、なめらかに線を引いていくために、白革の下にはボール紙を敷いて手のすべりをよくして……、
そして、なめらかに線を引いていくために、白革の下にはボール紙を敷いて手のすべりをよくして……、
一気にピーっと線を引いていきます
ピー、ピー、ピーっと。神経を集中させて。
絵具は、さらっと薄めにして、いつもより多めに筆に含ませて、1回で線を引いていきます。
こちらの職人さんは横に線を引いていますが、縦に塗っていく派もいるようです。
(自分は横派かなぁなんて考えてみたり・・)
矢鱈縞は、型押しして盛り上がったところを塗っているのではなくって、溝を塗っています。
そして重要なポイントは、溝だけをきっちり塗るのではなく、少しはみ出させて、ラフに塗っていく
そして重要なポイントは、溝だけをきっちり塗るのではなく、少しはみ出させて、ラフに塗っていく
ラフに塗ることで、錆を入れた時に、雰囲気が変わって楽しんですよ。
ラフって簡単そうで、意外と難しいらしいです。
職人さんが、「単純そうだけど、けっこうセンスが問われるんですよ」、なんて教えてくれました。
職人さんが、「単純そうだけど、けっこうセンスが問われるんですよ」、なんて教えてくれました。
そしてこの後、錆入れをしていきます。
絵具を塗っていない溝に錆が入ることで、見えなかった縞が浮かび上がり、一気に雰囲気が変わります。
いかがですか?赤と緑の絵具で塗られていない線が浮き上がってきましたよね。
あぶり出しの絵画のよう。
2色の単純な縞なのようですが、会議ではたくさんの案が出され、その中から選りすぐりの、色と塗り方が決まっていきました。
こんなにたくさんの案の中から、ここまで案が絞られて…。
続きはまた来週
文庫屋「大関」の、新しい動画できました♪
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