2016年『新柄』 チラッとお見せいたします!!
文庫屋「大関」の田中です!
今年も、実りの秋がやってきました
去年は10月13日にお披露目ブログを書きました。
そろそろじゃないの???
と、嗅覚の鋭いそこの皆さま・・・ お待たせいたしました!
今年の新柄、できました
チラッと お見せいたします!!
タラーン!!
秋草(あきくさ)
暫く(しばらく)
アポロン(ピンク)
アポロン(ブルー)
いかがでしょう!?
毎年けっこう違う切り口の新柄をリリースしてまいりましたが、
今年も、系統の違う3種類が仲間入りすることになりました
テーマにしかり
配色の工夫にしかり
好みにしかり・・・
まず、今回のゴージャスな彩色が映えるコチラの秋草
萩、桔梗、葛、女郎花、藤袴、尾花、撫子の秋の七草が集う、秋の野の柄。
乾いて澄んだ秋の空。
日本の四季のうち、もっとも儚い秋。
侘びや、寂びを嗜む、大人の柄に仕上げる為に、本来の植物の色を無視しても、秋の空気感、切なさ、渋みを色に込めました。
特に彩色に時間をかけて、何度も色味を検討しなおした柄です。
全ての植物の緑が違うように、何色もの緑を使っています。
彩色の技術でも高度な、ぼかしを多様するので、塗り方一つをとっても手間をかけて・・・
もっとも、この秋にふさわしい柄かもしれません。
柄の周りには、革の揉み皺であるシボの表情を十分に生かして、文庫革の表情を引き立てます。
これが、商品に仕上がるとどんな表情になるでしょうか!?
引き続き、ブログでご紹介してまいります!!!
ご期待ください♪
次!
暫く(しばらく)???
耳になじみのある方、ない方いらっしゃると思いますが・・・
歌舞伎、市川団十郎の十八番「暫」をモチーフにした新柄です!
こちらの演目では、団十郎一門(成田屋)の定紋「三升」が描かれた派手な素襖を着て、花道をトントントントンと駆けてきて、「しばらくぅ~!」と見栄を切る名シーンがあります。
で、こちらがその名シーン。
文庫屋「大関」浅草店から、歩いて3分、浅草寺ご本堂の裏手には「市川団十郎の暫くの銅像」があります!!!
「しばらくぅ~!!!」
この予備知識を持ってしまうと、しぶく感じてしまうかもしれませんが・・・
モダンで、オシャレな配色。
ちょっとポップな感じにしあげました♪
ハジけるように広がる、□と○!
鋭い錆のラインも今までにない斬新なイメージになりました!!
個人的には一番持ってみたい柄です!
そして、この度2色展開で登場のアポロン。
アポロンとは、ギリシャ神話に出てくる太陽の神様のことなのですが・・・実は今回の登場に合わせての後付けのネーミングです。
実はこちらは創業者の大関卯三郎が残した、古くて小さい版をリメイク復刻したものなのです。
金属が古く、ちょっと変形していて、商品には使えないような物でした。
(彩色職人がひっそり自分用に作っていたりしましたが!)
もともとは、太陽のようなモチーフから横に広がる部分だけの模様でした。
尚且つ、線がとても込み入っていて、型が浅く、歪んだものでした。
今回は、数十年の時を経て、初めて人の手元で愛でてもらえる柄になるように、柄を大きくしつつ、線を整理して、上下にも柄を広げて、錆が十分に生きるように細かな柄にしました。
すっきりと落ち着いたブルー。
優しくあたたかなピンク。
明治生まれの大関卯三郎が、おしゃれと感じた異国情緒の漂う柄です。
ですが!!!
商品に仕上がると、どんな感じでしょうか~!?
ぜんぜんイメージが変わります!
商品でのご紹介と、柄ごとの見どころポイントを、じわじわと、ブログでご紹介してまいります♪
楽しみにチェックをよろしくおねがいいたします♪
具体的な発売日、初回販売アイテムなどの情報は・・・
後ほどブログ、メルマガ、facebook、twitter等で発表いたします!!
引き続き、発信情報を楽しみにお待ちください☆
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