【秋の新柄2025 vol.3】ちょっと変わった晩餐会へようこそ

文庫屋「大関」の久保です。
秋の新柄深掘りブログも、第三弾となりました🍁
>>前回のブログはこちら
今日ご紹介する新柄は、
🍷ノーブルアニマルズ🍷
豪華な衣装やアクセサリーを身につけて、食事の席につく貴族たち。
目が合いそうで合わない、なんとも言えない表情…
この風変わりな顔ぶれに、見覚えがある方もいらっしゃると思います。
実はこの動物貴族たちの初登場は、2021年秋発売の6種のバッグチャーム。
※現在は販売を終了しております
それぞれが1つのチャームとして、個性に合わせた額縁に収まっていた6人(匹?)の貴族たち。
今回はその6人が集合し、新たな「ノーブルアニマルズ」という1つの柄として帰ってきた形になります。
2021年のバッグチャームから今回の「ノーブルアニマルズ」までデザインを担当した、
彼らの生みの親・社員のHさんにお話を聞いてきましたよ🎤
🎤なぜ今回、動物貴族たちを集合させようと思ったのでしょう?
👩Hさん「きっかけは、別の柄会議中での社長の「あの6人が一緒にいたら面白いよね」というひと声でした。
個性豊かな彼らが一堂に会し、貴族っぽい食事を囲んでいたら面白そうだなと思い、晩餐会のような雰囲気になるようにデザインしてみました」
商品の撮影も、晩餐会を意識したロケーションに
この晩餐会の会場はどこで、皆どんなテンションで参加しているんでしょう…🫣
王様であるライオンのレオナルドのお城にお呼ばれしたのかも…?
💡全員、名前はもちろん趣味などの設定もあるんです!
ぜひ柄紹介ページでチェックしてみてください、さらに愛着が湧いてきます😊
🎤ここはぜひ見てほしい!というこだわりポイントはありますか?
👩Hさん「食器・テーブル・椅子の貴族を意識した装飾、豪華な食事は細かいところまでぜひ見てほしいです。
錆で描かれた背景の不思議な模様もポイントです」
テーブルに掛かった大きなクロス。金の糸でできているであろうフリンジが高級感たっぷり✨
光に当たるとよく分かるのですが、濃い絵の具で塗られた部分の中にも、型押しの凹凸で細かく模様が入っているんです!
“ひだ”になっている部分を少し白く残すことで、上質な布地の厚みまで表現されています。
シャンパンゴールドで縁取られた椅子。きっと腕利きの家具職人がつくられたのでしょうね…
中央の椅子には魚の装飾が🐟🐟
ペンギンであるマダム・マンショがこの椅子に座っているのがキュンときます🐧
ちなみに、マダム・マンショはこのメンバーの中で唯一、薄い色で目を塗って怪しい雰囲気を出したそうです。
鶏の丸焼きは絵の具のぼかしを長めにして、おいしそうなグラデーションに😋
ワインボトルのラベル、よーーく見てみてください、ちゃんと「Wine」の文字があります🔎
ミニチュア好きにはこういうの刺さります💞
彩色の様子。
キャンドルは炎を塗るのではなく、周りをフリーハンドで塗ってぼかすことで、柔らかい光を表現しています。
錆入れの様子。漆を塗って…
真菰の粉を乗せ、余分な粉を手で払い落とします。
背景の模様が浮かび上がり、キャンドルの光も溶け込むように馴染みました。
繊細なレース編みのような模様が、見ていると吸い込まれそうな美しさ…✨
🎤個人的な「推しポイント」があれば教えてください!
👩Hさん「貴族たち一人ひとりの服・装飾の派手さと、それに反する無表情なところですね。
こんなに豪華な雰囲気なのに、全員楽しくなさそうなシュール感が推しポイントです」
やはり一番のポイントは表情!
どこを見ているのか、一体何を考えているのか…想像の余地がありすぎる…🤔
👩Hさん「もうひとつ、チャームと比べてみると、猫がとてもなで肩だったことが今回発覚しました(笑)」
ワイン好きの猫・マルコさん。
上はバッグチャーム、下は今回の「ノーブルアニマルズ」。
確かに、周りの豪華な額縁がなくなって濃い色の椅子に座ったせいか、シュッとした肩が強調されたような…
思わぬ発見があるものですね🤭
「ノーブルアニマルズ」は絵柄が大きいため、型押しの版をキャラクター3人ずつ・2つに分けて製作しました。
猫・ペンギン・ウサギの版
ブタ・ライオン・アルパカの版
そのため、片面のみ文庫革のアイテムには全員が収まりきらず、猫・ペンギン・ウサギのみになるアイテムがございます。
全員をコンプリートしたい!という方はぜひ、両面が文庫革のアイテム(パーソナルホルダーやがま口ハンドルクラッチなど)をゲットしてみてくださいね☺️
3回に渡ってご紹介してきました秋の新柄、まもなく発売です!
今一度、特設ページをチェックしてお見逃しのありませんよう✨
⏰ネット:10/15(水)夜7時~ 発売
⏰実店舗:10/16(木)開店~ 発売