桜咲く 隅田川
文庫屋「大関」の田中です♪
さくら、咲きました~
ここは、工房と隅田川の間にある、向島1丁目の牛島神社。
工房と浅草店までの間は歩いて15分弱なので、この季節はお散歩がてらの移動も楽しいです♪ (何往復でもしたいくらい♪)
今日は歩いていて、暑くなるくらいでした
隅田川の堤防脇は、日当たりや、風の当たり方で、桜の咲き方はまばらですが、6分くらいの咲き加減でしょうか?
それなりの見ごろを迎えてきました
私は、さくらと言うとケツメイシが頭の中で流れる世代なのですが、皆様は「桜ソング」何がお好きですか?
実は、本日はこの九谷焼豆皿を作ってくださっている、虚空蔵窯さんの市田さんが店までお越しくださいました。
ご好評のあまり、発売3日で3柄売り切れてしまった九谷焼。
この週末は、工房の皆さま総出でお休み返上で製作に奮闘してくださったと言うことです・・・。
31日には在庫切れの相談をしたのですが、早速職人さんたちが一致団結してくださり。ありがたい限りです。
九谷焼豆皿は入荷次第、
すぐに入荷のご報告を致します 今しばらくお待ちください。
そして、こちらは向島。
文庫屋「大関」の工房
「今日はしっかり錆が入っちゃう日だから」
と、とにかく手早く仕事を進めようと、職人達がせっせと文庫革作りに励んでおりました。
手が、真っ黒なの。 わかりますか???
すーっさまじく、汚れながらのお仕事なのです。。。
「けっこう、息苦しいですね」 と言うのが、私の入室後3分目の発言。
漆とヘンノウ油(クスノキの精油みたいな物)のにおい、真菰の粉っぽさが、どうしても慣れない私には、非日常の環境。
こんなに、真菰の粉まみれの90周年記念柄『乱菊』を見たのも、今日がはじめてでした。
粉っこな!!!
これを、職人が何度も何度も、指で撫でて、磨き上げて・・・
ここまでの洗練されたゴージャスなレベルにまで引き上げるのかと・・・
いつも、売り場できれいなものばかり見ていると。 職人の苦労を忘れがちなので、今日はその苦労の現場を見て、つくづく感動いたしました。
気になるヘンノウ油とは・・・?
一般的に漆の希釈に使われる、希釈液で、カンファーとか、α-ピネンなどと呼ばれる樟脳のような香りを持つクスノキから精製される有機化合物です。(アロマに詳しい方はご存知のはず!)
樟脳は、むかーしの衣類防虫剤にも用いられる成分で、昭和生まれの方々にはわかる、むかーしの「た●すにゴン」の臭いに近いです。お酒好きの方ならわかるカクテルで言うジントニックなどのお酒、『ジン』の香り付けに使われる、「ジュニパーベリー」などと似た芳香成分を有する漆芸材料です。
なので、文庫革の匂いをくんくん嗅いでいただくと、ほんの~りジントニックみたいな香りがしまーす (文庫屋「大関」コレクター、オタクの皆さま、是非にほひで下さい)
笠菊も、こんなに最初は粉っこな。
おどろきます・・・
話し変わって、登場から2日目で売り切れの出てしまった、限定カラーの飴
在庫準備の数量を見誤っていて、ちょうどいい数量の仕込ができず、大変申し訳ございませんでした。
こちらは、今後、在庫として店頭に並ぶことのない限定カラーのため
4月20日(木)夜11時までのご予約会
ということで、本日4月4日からご注文を承っております。
売り切れをご確認の上、もしくはこのイベントでご用意していなかったアイテムについて
ぜひ、この機会での受注製作をご利用ください。
▼新柄『飴』の90周年限定色 予約販売いたします!!
http://www.oozeki-shop.com/product-list/68
桜って、昼にはピンクに見たいのに、夜には白く見たい・・・。
坂口安吾さんの、桜の森の満開の下
いま読む本にお悩みの方、日本人の孕む桜信仰、ゾゾッとくる桜の不思議な魅力。
日本人だから読める大人楽しい本として、おすすめです。
浅草は、夜も人が引きません
この1週間・・・
世界中の人たちが、桜に思いを寄せて、ココ、にっぽん浅草に集まってきていることを肌で実感します
特にこの枝垂桜は、一番早くに満開を迎える桜なので、「浅草で最も人が群がる木」と言っても嘘ではありません。
実は、浅草店オープンから1年後くらいの4年くらい前に植えられたばかりの桜です。
でも、成長が早くて年々撮り応えのある立派な木になっていきます。
夜の一杯、ふらふら桜をみるのも、いまだけのオツな感じです♪
~おまけ~
1週間まえのハクモクレン
「あとは、いよいよ明日(30日(木)10時)を待つだけだねー オツカレー」
な、ネット担当 風さんとT先輩と・・・プチ打上げ(兼ミーティング)のあと。(雷門前)
もっと楽しい写真があったのですが。
ネット=世界デビューなのでここまでを発信しておきます♪