エジプト柄の魅力と歴史
文庫屋「大関」の藤田です
今日は文庫屋大関のたくさんの柄の中でも、独特の雰囲気とインパクトで多くの方に愛されているエジプト柄についてちょっと調べてみましたよ
お店を通りかかるお客様も、エジプト柄が目にとまって見入ってしまう方も多いんです
現在文庫屋大関で販売しているエジプト柄は3柄
こちらは古い版のデザインをもとに描きおろして、2018年に誕生した人気柄です。涼し気なブルーや水色、ゴージャスな金色の配色が他にはないエジプト柄!
遠目から見てもインパクト大な№3、お会計でお財布を開けば、店員さんの視線も釘付け?!
前に座っている人に、後ろの3人が何かを献上しているように見えますね、 じっくり見るとヘンテコなモチーフがたくさんあるなあ
並んでいる4人が印象的な№6、よく見るとおしゃれな模様入りドレス!いかにもエジプトの壁画らしいデザインですね
3柄の内、エジプト№3とエジプト№6は文庫屋「大関」の創業者、大関卯三郎の時代に出来た歴史のある柄です
▼ぐるっとファスナーの長財布/エジプト№6
https://www.oozeki-shop.com/product/1398
▼ぐるっとファスナーの長財布/エジプト№3
https://www.oozeki-shop.com/product/1534
大関卯三郎時代の、製版する前の下絵(版下といいます)と試し刷りが工房に遺されていました、宝の地図みたい~
エジプト以外にも…あっこれはシルバーハートの版下!
シルバーハートも昔からの柄なんだなあ
商品になるとぐっと印象がかわりますね♪
淡いミントグリーンとピンクの2色でお作りしています
▼シルバーハート/ミントグリーン
https://www.oozeki-shop.com/product-group/166
▼シルバーハート/モカピンク
https://www.oozeki-shop.com/product-group/167
わたくし、なぜに昭和初期でエジプト柄?とちょっと気になって、調べてみました
昭和初期頃、エジプト柄ブームというのがあったらしく、
洋服や和服、食器、包装紙などいろいろなものにエジプト柄を用いた時代があったそうなんです
京都の老舗のお菓子屋さん、村上開新堂さんの包装紙もエジプト柄!(東京にも村上開新堂さんがありますが、包装紙がエジプトなのは京都の方です)こちらの包装紙も昭和初期から変わっていないそうです
▼京都の村上開新堂さん
https://www.murakami-kaishindo.jp/index.html
▼ブランド価値を包んで渡す、日本の「包み紙」コレクション 堤信子さん ※村上開新堂さんの包装紙も紹介されています)
https://genkosha.pictures/illustration/19011118845
エキゾチックな雰囲気のエジプト柄は、当時最先端のデザインだったんでしょうか
エジプト柄以外にもすてきな版下が他にもたくさんありました
長い時を経た現代でも、エジプト柄は文庫屋大関を代表する柄のひとつとしてたくさんのお客様に愛されています
▼メガネケース/エジプト№6
https://www.oozeki-shop.com/product/2440
▼手鏡/エジプト№6
https://www.oozeki-shop.com/product/9699
▼カードケース/エジプト№6
https://www.oozeki-shop.com/product/197
配色やぼかし塗りなど、現代の雰囲気や技法も取り入れた、古くて新しいエジプト柄、
長財布から小物までそれぞれ魅力がありますので、ぜひご覧になってくださいね
▼三つ折りミニ財布/エジプト№3
https://www.oozeki-shop.com/product/9558
▼リップも入るハートまちの小物入れ/エジプト№3
https://www.oozeki-shop.com/product/6769
▼手鏡/エジプト№3
https://www.oozeki-shop.com/product/9698
エジプト好きのお客様に教えていただいたプチハッピー情報なのですが、エジプト№1のところどころに現れる赤丸のモチーフ
エジプトのラッキーモチーフのひとつだそうです