文庫屋「大関」の大島です。
ゴールデンウィーク始まりましたね
連休は夏日が続くそうです
さて、銀座店ではこの連休から『浮世絵柄』の束入れを飾っております
飾っているだけではなく、もちろんご予約も承ることができます
この浮世絵柄は、大関春子師匠だけが彩色をしているので
ご注文を頂かない限り作っておりません。
気になるお値段は
できあがりまでに3~4ヵ月のお時間を頂いてしまいますが
じっくりお待ちいただくだけの価値を感じていただける、浮世絵シリーズ。
ブログではひとつひとつの魅力をじっくりご紹介致します
まずは東海道五十三次シリーズ
荒井宿は、東海道五十三次の中の31番目の宿場。現在の静岡県湖西市にあたります。
舞坂の今切の渡しから荒井に向かう、浜名湖の舟渡の風景です。向こう岸には関所が見えます。
文庫屋「大関」の荒井宿のみどころは…波
こちらが本家、歌川広重画の「荒井宿」
そして下が、文庫屋「大関」の創業者・大関卯三郎の残した「荒井宿」。
波が広重画のものとは違い、とても繊細な線で、力強く描かれているのが分かります
こうした本家との違いも文庫屋「大関」の浮世絵柄の楽しみ方のひとつ
吉原宿は、左富士としても知られています。皆さん左富士ってご存知ですか
東海道を東から西へ進むとき、本来ならば富士山は右手に見えるのですが、
この富士市吉原は、津波などの災害で、本吉原を内陸側へと移動したため、道が北方面に曲がり、
その結果、左手に富士山が見える左富士になったんだとか
文庫屋「大関」の吉原宿も、左側に美しい富士山が見えます
続いては江戸シリーズ
満開の桜と遠くに見える富士、きれいなお姫様達が優雅にお花見を楽しむ様子が描かれているこちらの景色
左下に見えるのは宿場町。船が着いている港は、北品川の港です
「まつちやま」「まっちやま」などと呼びます。
ということはもちろん…真ん中を流れる川は、墨田川ですよね。
浅草の左奥に見えるのは、今でも観光名所として有名な浅草寺
最後に京都シリーズです
京都と言えば
普段しまいこんでしまっているので、こうしてディスプレイに出すのは殆ど初めてです。
また、上記の浮世絵柄は、今現在大関春子師匠ただひとりしか塗ることができないので
完全受注製作で承っております。
かなりレアな浮世絵柄の受注製作。
この機会に是非、日本の美しい風景を文庫革にして持ってみませんか?
ネットショップでの受注は受け付けておりません。ご了承ください。
受注製作のオーダーは浅草店・銀座店ともに可能ですが、実物は銀座店にしか
ございません。実物を見てオーダーを決めたい方は、是非この連休中に銀座店にお越しください。
たくさんのご来店・浮世絵柄のオーダー、お待ちしております