【夏柄をご紹介VOL.3】朝顔・水ふうせんの見どころ
文庫屋「大関」ネットショップの浅間です。
先日の夏の新柄、<波残り(なごり)>と<貝がらの夢>はいかがでしたか?
ご想像通りでしたでしょうか。
今日は、新作2柄と共に再登場する去年の夏柄、
【朝顔】と【水ふうせん】にグググッ💨と迫ってみたいと思います。
日本の夏の代表的なモチーフの一つである朝顔。
子供の頃毎年のように種まきをし、観察日記をつけたご記憶がある方も多いのでは。
朝は花が咲いているのに日が暮れるとしぼんでいて、
子供ながらに不思議👀に思ったものです。
文庫屋「大関」の朝顔は、夏のお日様☀️に向かって
パァッと元気に花開いている様子が描かれています↓
まあるくて、ぷっくり。
コロコロッとしたシルエットが可愛らしい朝顔は、何ともユニーク🎵
彩色は全部で7色使って塗っています。
鮮やかな紫と青が目に飛び込んできますね。
紫、青、ピンク、色とりどりの朝顔の中に
ちょっぴり変わった雰囲気のものが↓
錆(さび)で細かなテクスチャを表現しているのが良いアクセントに。
どこか和紙のような凸凹の風合いが趣あり、ですね⤴
この淡い濃淡はすべて職人が1つ1つ指で
真菰(まこも)の粉を拭い、表現したもの(!) ↓
とても繊細な作業で、
ほーーっ💨
と思わずため息ものです。
この朝顔柄、実は色々なモノに見える!と社内で話題の高い柄。
ある人は、「星みたい!」
ある人は、「和菓子の練り切りみたい!」
ある人は、「スカシカシパンみたい!」*
・・・と何かと話題です(笑)。
*スカシカシパン=ウニの一種↓
個人的には可愛らしくて好みデス^O^
よくある和柄の朝顔とは一味違う、
風流だけどポップな印象もある文庫屋「大関」の朝顔。
ぜひ、和装だけでなく、カジュアルにも合わせてお楽しみください★
▼朝顔柄ページはこちら
https://www.oozeki-shop.com/product-group/276
もう1つは、水ふうせん。
夏祭りの定番、水ふうせんを一面に描いた柄は
元気なカラーリングがポイント💡
お祭りに行くと、
「どの色にしようかな?どの柄にしようかな?」
と迷いながら、お気に入りの1つに狙いを定めてエイヤッ!とすくったなぁ。。
あの、何とも言えないワクワク感を思い出します⤴
色は全部で9色。
パキッとした赤や青がアクセントになっていますね!
👀見てください、ココ↓
この水面!
淡いブルーの彩色と錆(さび)が、
何とも繊細で儚げな雰囲気を醸し出していると思いませんか?
これまた、職人が1つ1つ、手作業で微妙なニュアンスを表現しているのです❗❗
ほ、ほぉーーーっ
彩色ももちろんなのですが、
ぜひぜひ、【錆(さび)】の絶妙な仕事もじーっくり👀見てみてください。
錆の濃淡、陰影が文庫革に一段と味わい深さを出しています。
もう一つの見どころがココ↓
水ふうせん柄は、商品の表面と裏面で柄の出方が違うのです❗
一度で二度おいしい!?ですよね。
涼し気な水面にキラリ✨と光る星が↓
ここも見どころの一つ❤
どこに隠れているか探すのも楽しいですよ。
▼水ふうせん柄
https://www.oozeki-shop.com/product-group/277
今年の夏柄は、今回ご紹介した
に加え、
新作の
波残り(なごり)
貝がらの夢
の全4柄ご用意しています✨
夏柄の先行公開は、
来る6月27日(木)のお昼12時~です❗❗
もうしばらくお待ちください🎵
<おまけ>
向島工房の外にある花壇には、今年も元気に朝顔が伸びてきていますよ☀️
毎年検品室のU津さんがどこからか持ってくる、とーっても珍しい品種の朝顔。
葉っぱの色が面白いものも。
型押し職人のT中さんがせっせ💨とお世話しています。
今年はどんな色の花が咲くのか、今から楽しみ♪
今年の枝豆もグングン育っていました!↓
その名も、
『湯あがり娘』❤
撮影の合間にオジギソウをちょんちょん触ってにんまり。
癒されました~
▼【特別企画/完全数量限定】 大関春子と一番弟子たちが塗る浮世絵文庫革